「mukuの切文字」誕生物語
素敵な空間にふさわしい作品を
常日頃、「目の前のお客様にとってベストなご提案は何か?」を心がけているのですが、この「mukuの切文字」も、そんな発想から生まれた作品です。
女の子がひとり、男の子がふたりの3人きょうだい。
「お雛様にも兜飾りにも合う雰囲気かつ
きょうだいで共通性のあるデザインにしたい」
というお問い合わせでした。
早速、お雛様と兜飾りのお写真を拝見したところ
一緒に飾られている焼き物まで含めて
すでに完成度の高い素敵な空間だったので
シンプルな名前札が良いと感じました。
でも、いつもの名前札ともちょっと違うなぁ~。
そんなとき、ふと以前作った表札を思い出して
「木の切り文字にできたら素敵かも!」
と、ひらめいたのです。
お客様に提案すると
「お雛様や兜は、豪華絢爛なデザインよりもどちらかというと落ち着いた雰囲気になるものにと選んだものです。なので切り文字でシンプルながらも他と被らないようなものになったら素敵だなあと思いました!」
このようなお返事をいただき、切り文字で進めることにしました。
業者選びがスタート
ここからは作品のイメージを膨らませつつ
同時進行で業者選びもスタート。
たくさんの業者があるので、見積りの比較だけでもかなりの時間がかかりましたが
自分の仕事に愛と誇りを持っていらっしゃる
素晴らしい職人さんを見つけてお願いすることにしました。
今まで前例のない作品なので、
とにかくお客様には不安を与えないように心がけました。
完成のイメージを画像データにしてお見せして
材質もホームページを見ていただきながら
一緒に擦り合わせをしていきました。
3人の子育てをしながらのお打ち合わせは大変だったと思うのですが、心優しい方でいつも温かいお返事をいただけて…。毎度ながら、素晴らしいお客様に助けられてばかりの私です。
デザインが決まってからは職人さんの意見を聞きながら
文字や飾り台(名前の下にある土台)のサイズや厚みを決めて、いざ発注!
数日後に現物が手元に届き…荷物をあけると
そこには、とんでもなく素敵な作品が♡
「おぉ~~~」と声が出てしまうほど、感動しました。
繊細で美しい名前札にうっとり
だって、これ、
職人さんが糸のこを使って完全手作業で仕上げているんですよ。
今回はクリの木を採用したのですが
すべすべした手触りと爽やかな樹木の香りも心地よくて
まさに「本物の仕事」だなと感服しました。
あまりに感動したので友達のカメラマンに即メールして
物撮りをお願いしたくらいです笑
お客様もとても喜んでいただき
見た瞬間、あまりに素敵で感激しました😳
シンプルながらも存在感があり、想像以上にしっかりとしたつくりで、デザインはもちろんのこと、この木の質感が最高です!
いつまでも眺めていられます☺️
唯一無二のものを作っていただき、ありがとうございました!
お願いして本当に良かったです。大切に飾らせていただきます!
このような嬉しいご感想もいただきました♡
mukuの切文字は
成人したお子さまの部屋に飾っても違和感のないものなので
末永く愛でていただけると思います。
私も自分の娘に指輪が置けるようなデザインの
名前プレートを密かに考案中です♡
【muku-夢来-】木の命名書の詳しい情報はこちら
完成したらまたご報告しますね!!